2020年12月1日火曜日

12月ナースリーだより

12月ナースリー聖句解説 

学者たちはその星を見て喜びにあふれた。 

           マタイによる福音書2章1

 占星術の学者たちが星の観察をしている時、ひと際明るい星を見ます。それは書物によるとユダヤの地に救い主が生まれとの知らせと受け止めます。学者たちは自国から遠くユダヤの地へと旅します。治安のよくない時代です。危険が付きまとう旅です。日数を費やしてユダヤの地に着きます。ユダヤの地を支配しているヘロデ王に出会います。学者たちはヘロデ王に「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです。」と語りかけます。ヘロデ王は不安を抱きます。自分が現在王であるので、新しい王が誕生した。ヘロデ王は家来に調べさせます。すると、ベツレヘムで生まれるとの旧約聖書の預言の言葉を見いだします。学者たちはヘロデからベツレヘムで生まれたとの情報を得て、エルサレムからベツレヘムに向かう途上で、ひと際輝く星が現れます。その星が導いて行きます。そのために学者たちは星を見て喜びにあふれます。私たちもイエス様の誕生を知らされて喜びにあふれます。また、この方が人生を導いてくださいます。 園長 真砂 良克

 

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