2020年11月2日月曜日

11月ナースリーだより

 11月聖句解説

いかに楽しいことでしょう。主に感謝をささげることは。

                            詩編922

 下松幼稚園では1116日(月)からアドベント第1礼拝を行います。月の聖句はこの日から変わります。アドベント第2礼拝(11/24)、アドベント第3礼拝(11/30)、そしてクリスマス礼拝(12/11)を守ります。クリスマスまでの期間をアドベントと呼びます。下松幼稚園では教会の暦より一足早くアドベントに入ります。クリスマスはイエス様が誕生された記念すべき日です。1225日がクリスマスです。クリストス(キリスト)とマス(祭り)が重なって「キリストの祭り」との意味があります。祭りですから、参加する人々は喜びを感じます。キリスト教はローマ帝国時代、ユダヤの辺境の地で誕生し、少数グループでした。徐々にローマ帝国内に伝播し、紀元後3世紀にローマ帝国の国教になります。ローマ帝国内でキリスト教が国教になる以前から「太陽の祭り」が祝われていました。この日を境に日照時間が少しずつ長くなって行きます。そうです冬至の日が春の訪れを告げるしるしとなります。春が来るとの喜びの祭りでした。キリスト教側では、イエス様の誕生日が分かりませんでしたが、太陽の祭りの日をクリスマスに変えてしまいました。      

                         園長 真砂 良克

11月聖句解説

  この欄では月の聖句の解説をしています。短い月の聖句をお子さんたちに暗記をしていただいています。また、先生方に読んでいただくためにも解説をしています。また、保護者の皆様には聖書の言葉に触れて頂きたいと願って解説をしています。

11月の聖句は1116日(月)アドベント第1礼拝からとなりますので、アドベントについて解説をいたします。アドベントは待降節という日本語があてられます。待ち望むとの意味があります。クリスマスまでの期間をアドベントと呼びます。下松幼稚園では教会の暦よりも一足早くアドベントに入ります。アドベント第2礼拝、第3礼拝、そしてクリスマス礼拝を守ります。通常、アドベント第1礼拝に保護者の皆様にも参加頂き、園児が退出した後、教会礼拝堂で園長がクリスマス感謝献金についてお話をさせていただいていました。今年度は新型コロナウイルス対策として、これを中止し、文章に変えさせて頂きます。

 クリスマスは神様から人類へのプレゼントとしてイエス様が誕生された日です。キリストの祭りとの意味があります。祭りですから喜びに満ちています。アドベントの期間、お子さんたちが持ち帰った献金箱に、お手伝いや保護者の皆様を喜ばせることをされた場合に、お金を入れて頂きたと思います。また、保護者の皆様にもクリスマス献金袋をお渡します。私たちは、日々、平和な日常生活を送っています。世界には日々の糧を得ることの出来ない人々がおられます。また、戦争のために苦難を強いられている人日もいます。また、自国では生きられないで故郷を捨てた人々もいます。恵まれた生活に感謝して、経済的な支えを必要としている方々に用いて頂きたいと願います。お子さんや保護者の皆様からおささげ頂いた献金は全額、他の施設に送金させて頂きます。

                              園長 真砂良克