7月聖書の言葉
今日を喜び祝い、喜び躍ろう。 詩編118編24節
新型コロナウイルス感染予防対策で家から外に出ることが出来るのは買い物等日常生活にどうしても必要な事だけでした。およそ2ヶ月間、不便な生活をし、5月25日(月)から小学校や中学校が始まり、幼稚園も自由当園となり、特に、幼稚園では、園児さんたちが喜んだことだと思います。何よりもお友達と会える楽しみがあったと思います。また、お母さんと過ごした日常生活が楽しくて、幼稚園に行くことが億劫になった方もおられたと思います。
7月の聖句は、今日は喜び祝いの日である、と宣言しています。祭りと言い換えるとご理解できるでしょうか。聖句の前の言葉は「今日こそ主の御業の日」と書かれています。神様が働かれた日であるので、喜び祝い、喜び躍ろう。嬉しくて、心がはじけて、体が動く。まるで、躍り出す。年少のお集まりでピアノの音がすると両手を動かしているお子さんがいました。ピアノの音が琴線に触れて体が動いたのでしょう。喜びや嬉しさは体で表します。躍りだすのです。「今日こそ主の御業の日」の前には「家を建てる者の退けた石が隅の親石となった。これは主の御業、わたしたちの目には驚くべきこと。」と書いています。家をつくる人。建築の専門家です。礎石となる石を捨てた。用いることが出来ない、と。専門家は長年の経験からこの石は建物を建てるにふさわしくないと判断した。ところが、神様は、それを礎石とされた。驚くべきことをなされた。神の働かれた日。喜びの日、ですからお祝いをし、心から楽しみ躍るのです。
新約聖書に目の見えない人が登場し、近くを通るイエス様のことを知り、大声をあげ続けます。彼は目が見えるようになりたいのです。イエス様は男を呼ぶようにと弟子に言います。弟子が伝えると、目の見えない人は、上着を脱ぎ棄て、躍り上がつてイエス様のところに行きます。イエス様が呼んでくださったことを喜ぶのです。躍り上がるほどでした。