2018年6月28日木曜日

園長の言葉(7月)

園長の言葉

暗唱聖句
主よ、わたしたちにも
      祈りを教えてください。
       ルカによる福音書111
 祈ること、これは保護者の皆様も日常生活
の中でしておられるのではないでしょうか。
幼稚園でお子さん方が手を組んで、目を瞑っ
て、声に出す祈りではありません。保護者の
方が幼稚園にお子さんを送って来られて、お
子さんが門を入るまで後ろ姿を見ておられて、
今日も幼稚園で友達と仲良く、そして楽しく
過ごすことが出来るようにと、心の中で願っ
ているのではないでしょうか。これは祈りと
言えます。また、バスで登園されるお子さん
をバス停で見送り手を振りながら、元気で楽
しく過ごすようにと心の中では念じているの
ではないでしょうか。これも祈りです。相手
の幸福を願うものです。また、相手が幸福で
あれば自分も幸福であることが出来ます。
 家族の誰かが国内・国外へ旅行に出掛ける
時には旅の安全を祈ります。
また、農作業関係者は作物が豊作でありま
すようにと祈願します。
お家の方がお子さんお弁当を作られ時、
あれこれと思い巡らせるのではないでしょ
うか。その根底にはお子さんが完食するよ
うにとの願いが込められています。
 お子さんたちは幼稚園で必ず祈っています。
朝のお祈りをいたします。お友達が休んでい
れば病気が治って幼稚園にこれますように、
と。お弁当の前の感謝の祈りをしています。
また、世界中の人々の中で食事をすることが
出来ない方々も覚えています。お帰りの祈り
もいたします。私達職員も祈りによって一日
を始めています。新しい朝を迎えた喜び、お
子さんを迎える祈り。何を祈ればよいのでし
ょうか。誰に祈るのでしょうか。
イエス様は祈りの人でした。弟子たちと寝
食を共にしました。何時もイエス様は弟子
よりも朝早く起きて一人で祈っていました。
弟子たちの間で何を祈っているのだろと話
題になったと思います。また、何時でも祈
りをしていました。そのために、弟子たち
は祈り終えたイエス様に「主よ、私たちに
も祈りを教えてください。」と願ったです。
主が弟子たちに教えられたので「主の祈り」
としていまでも祈られています。緑組さん
3月期になれば「主の祈り」の意味を教え
られ暗記するようになります。「主の祈り」
は目に見えない神様に向けて祈ることばと
なっています。神様をほめたたえる。すると、
祈る者も元気を与えられます。
園長 真砂 良克(まなご よしかつ)

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