2018年6月28日木曜日

ナースリーだより(7月)

ナースリーだより(7月)

聖書の言葉
 主よ、私たちにも祈りを
教えてください。
(ルカによる福音書11章1節)

 子育て真っ最中の皆様にとって「祈り」は
日常茶飯事にされているのではないでしょう
か。その祈りはキリスト教の信者が目を閉じ
て手を組み、声を出して祈るものではありま
せん。お子さんの機嫌が悪くなり熱を測って
見ると平熱より高く、戻したりすると不安に
なり、お医者に行き、診察を受ける時まで、
何事も無いようにと心の中で祈っているので
はないでしょうか。赤ちゃんとして誕生され
てから、心の中で祈ったことが限りなくある
のではないでしょうか。夜中に起きて泣く。
原因が分からず、赤ちゃんの体に優しく触れ
ながら「ねんねんよ、あかちゃんは良い子だ、
ねんねしな」と歌をうた時など、早く眠りに
ついてくれるようにと心の中で祈られたので
はないでしょうか。母乳やミルクを飲んで欲
しいと思っても飲んでくれない時、心の中で
は祈っていたのではないでしょうか。
 7月の聖書の言葉は、イエスの弟子達が師
願った言葉です。イエスは祈りの人でした。
弟子たちよりも朝早く起きて、誰もいない所
で祈っていました。朝だけでなく、何処でも、
何時でも、祈っていました。弟子達は何を祈
っているのだろうかと関心を持って話し合っ
たと考えます。相談してイエスに直接聞いて
みようと結論を出して、「主よ、私たちにも
祈りを教えてください。」と願ったのです。
そして「主の祈り」を教えました。
    
   下松幼稚園 園長 真砂 良克

園長の言葉(7月)

園長の言葉

暗唱聖句
主よ、わたしたちにも
      祈りを教えてください。
       ルカによる福音書111
 祈ること、これは保護者の皆様も日常生活
の中でしておられるのではないでしょうか。
幼稚園でお子さん方が手を組んで、目を瞑っ
て、声に出す祈りではありません。保護者の
方が幼稚園にお子さんを送って来られて、お
子さんが門を入るまで後ろ姿を見ておられて、
今日も幼稚園で友達と仲良く、そして楽しく
過ごすことが出来るようにと、心の中で願っ
ているのではないでしょうか。これは祈りと
言えます。また、バスで登園されるお子さん
をバス停で見送り手を振りながら、元気で楽
しく過ごすようにと心の中では念じているの
ではないでしょうか。これも祈りです。相手
の幸福を願うものです。また、相手が幸福で
あれば自分も幸福であることが出来ます。
 家族の誰かが国内・国外へ旅行に出掛ける
時には旅の安全を祈ります。
また、農作業関係者は作物が豊作でありま
すようにと祈願します。
お家の方がお子さんお弁当を作られ時、
あれこれと思い巡らせるのではないでしょ
うか。その根底にはお子さんが完食するよ
うにとの願いが込められています。
 お子さんたちは幼稚園で必ず祈っています。
朝のお祈りをいたします。お友達が休んでい
れば病気が治って幼稚園にこれますように、
と。お弁当の前の感謝の祈りをしています。
また、世界中の人々の中で食事をすることが
出来ない方々も覚えています。お帰りの祈り
もいたします。私達職員も祈りによって一日
を始めています。新しい朝を迎えた喜び、お
子さんを迎える祈り。何を祈ればよいのでし
ょうか。誰に祈るのでしょうか。
イエス様は祈りの人でした。弟子たちと寝
食を共にしました。何時もイエス様は弟子
よりも朝早く起きて一人で祈っていました。
弟子たちの間で何を祈っているのだろと話
題になったと思います。また、何時でも祈
りをしていました。そのために、弟子たち
は祈り終えたイエス様に「主よ、私たちに
も祈りを教えてください。」と願ったです。
主が弟子たちに教えられたので「主の祈り」
としていまでも祈られています。緑組さん
3月期になれば「主の祈り」の意味を教え
られ暗記するようになります。「主の祈り」
は目に見えない神様に向けて祈ることばと
なっています。神様をほめたたえる。すると、
祈る者も元気を与えられます。
園長 真砂 良克(まなご よしかつ)

2018年6月22日金曜日

ナースリー7月予定

ナースリー7月予定

  6日(金)星の子まつり
12日(木)プールあそび
 *両日共に水曜日ではありません
のでご注意ください。
★星の子まつり★雨天決行
 園庭や園舎で様々な夏のあそびを用意して
います。年中(黄組)の作ったゲーム、年長
(緑組)はみんなのへやで迷路を作ってお待
ちしています。
 水遊び(色水、水鉄砲、シャボン玉)があ
りますので、お着替えもご用意ください。
 親子共にある方は上ぐつをお持ちください。
当日は9:45までに受付をしてください。
 活動は9:50~11:15です。
★プール遊び★
 幼稚園のプールでプールあそびを行います。
 持ち物:水着、帽子、タオル
 *おむつのお子様はプール用おむつ
 保護者の方はズボンの裾をまくって入る程
度です。当日、体調不良の方がおられました
ら教師に声を掛けてください。教師がお子さ
んを見ますので、ご安心ください。
 雨天の場合は通常のナースリーとなります。




 


2018年6月20日水曜日

ナースリーだより(6月)

6月の聖句解説

6月の聖句 「空の鳥をよく見なさい。」
(マタイによる福音書6章26節)

 乳児を育てる時ほど忙しい時はないのではないで
しょうか。睡眠をとることも出来ません。乳児は本
能のままに生きています。目を覚ましてお腹が空い
たと泣きます。お腹がはると眠ります。飲んだお乳
やミルクは腸内で吸収されやがて排泄されます。場
所や時間に関係なくします。大変な労働を強いられ
ます。しんどい思いをしますが、赤子が目覚めて、
母子が目を合わせると笑顔を見せ、いとおしいと母
親に感じさせます。乳児期を過ぎ幼児期になっても
動き回る子どもから目を離すことが出来ません。
 お子さんが自分で何事も出来るようになるまでに
お母さん方はご苦労をされます。そのような時に聖
書の言葉はゆとりを与えてくれます。空の鳥を見な
さい。これはイエス時代の男性に語った言葉です。
空の鳥は、蒔くことも、刈ることも、倉に納めるこ
ともしませんが、自由に空を飛んでいます。神様の
支えがあるからです。女性には「野の花を見なさい」
と語りました。野の花は美しいものです。それより
も女性の方が美しい。神がそのようにして下さって
いる。
        下松幼稚園 園長 真砂 良克

ナースリーだより(5月)

5月の聖句解説

6月の聖書の言葉 
「わたしはよい羊飼いである。」(ヨハネ10章11節)

下松幼稚園のナースリーにお子さんと共にお出で頂きあ
りがとうございます。
子育て真っ最中のお母さん方にとり、ナースリーはとて
も良い環境と言えます。先ず、子育て中の方々と知り合
うことが出来ます。子育て中の悩みでお話が盛り上がる
と思います。また、幼いお子さんを育てたことのある教
諭を皆さんからのご相談を受けるために配置しています。
お気軽に相談ください。また、お子さん同士が出会う場
を提供しています。お母さんの目の届く範囲でお子さん
たちは安心して同じような年齢の子と出会います。この
年代は玩具がすべて自分のものと考えます。ですから、
他のお子さんの使っている物を取って遊ぶかも知れませ
ん。まだ、自分の物か相手の物か区別がつかないのです。
そこで、トラブルが生じますが、間に入った教諭が、
ゆっくりと話しをして、皆が使える物であることを知り
ます。お子さんには自分とは異なる同年齢の子と出会い
様々な体験をして行きます。どうぞ、このような場のあ
ることをお知り合いや知人や友人の子育て真っ最中の方
々にお知らせくだされば幸いです。
             下松幼稚園 
                園長 真砂 良克