2018年4月23日月曜日

園長の言葉(4月)

園長 真砂 良克(まなご よしかつ)
暗唱聖句 こどもたちをわたしのもとに来させなさい。
              マルコによる福音書10章14節         

 新緑の眩しい時節を迎へ、下松幼稚園2018年度が始まりました。このことを教職員一同で喜んでいます。新しい年度保護者の皆様のご協力をお願いします。新しい年度、進級・入園と園児も不安を覚えていることだと思います。また、保護者の皆様も不安を覚えていることと思います。特に、入園されるお子さんにとり、いつもは側にいて配慮してくれる大好きなお母さんがいないことに大きな不安を抱き登園時には大泣きをされることもあります。お母さんと離れることが初めてなので悲しく不安なのです。また、お母さんも愛するお子さんを手元から離される不安と寂しさもあります。それを乗り越えてお子さんを幼稚園に送り出してくださいますようにお願いします。教職員にお任せください。お子さん方を大切に育んでまいります。私達教職員一同は主イエスの愛に満たされています。主イエスは何よりもこどもの全存在を受け入れました。四月の暗唱聖句はそのことを表しています。こどもたちを私のところに来させなさい。親は子の健全な成長を願います。その願いを持って主イエスのところに子ども達を祝福していただくために連れて来ました。すると弟子達は叱ります。ところが、主イエスは弟子たちの態度に憤慨します。こどもたちを私のところに来させなさい。子どものありのままを受け入れます。この主イエスに倣い、世界で最初に幼稚園を創設したのはフレーベルです。「子どもの園」と名付け、やがて幼稚園と訳されます。私たちも主イエスに倣い、お子さんのありのままを受け入れたいと願います。

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