2018年1月10日水曜日

園長先生からのお便り(1月)


明けましておめでとうございます。

3学期を、神様に守られ、皆様と子供たちと毎日、一緒に過ごせる事に心から感謝しています。緑組さんも残り少ない幼稚園での生活になりましたね。

下松幼稚園に約45年前自分が通っていた時、藤田たすく園長先生や原田春江先生達と過ごした自由な下松幼稚園や元々年下の子をあやす事が大好きで、幼稚園の先生になりたくて、高校の時、担任の先生に、聖和大学(:関西学院)を奨めて頂き、希望と未来に夢あふれて、4年間の大学生活を、関西で始めました。その直後に、両親から家業を継ぐために主人と結婚するように勧められました。まだ、19歳でどうしたら良いか、本当に解りませんでした。今思うと、3歳年上の主人も、若く社会人一年目でしたので、私と一緒で悩んでいたのではないか?と思います。私達は、20歳で婚約しましたが、下松幼稚園に実習にも来ました。親元を離れて中高と一緒に暮らした祖母に、「本人を嫌いなのか?結婚とは片目をつぶってすることだ、本人ではなく(失礼ながら)両親を見て決めなさい」と言われました。卒業後すぐに、結婚しましたが、早く子育てが済み、夢だった幼稚園に関われて来た事に感謝しています。何歳になっても夢を持ち続けることは大事だと思います。また、夢は叶えるものだと思っています。

世の中、男女平等と言いながら、女性が仕事をするには、家庭や家事との両立も含めて、大きな壁があります。男女の差を感じず成長して来たのは、我が家の宗教がキリスト教だった事やミッションスクール中高一貫の女子校の教育環境が影響していると思います。逆に、結婚してから、男女差を感じる機会は多くなりましたが、私は女性に産まれて本当に良かったと思っています。この世に男女がいて、協力しあって家庭を作っていくことも、子どもを産めた事も、その他、自分が女性だから出来ると思うことが、最近、本当に多くなり、様々な事に、心から感謝する3学期にしたいと思っています。

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