2018年9月30日日曜日

園長の言葉(10月)

園長の言葉(10月)

暗唱聖句
「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、
成長させてくださったのは神です。」
     コリントの信徒への手紙Ⅰ3章6節
 実りの秋を迎えました。秋の風物詩としての
彼岸花が美しい時節を迎えました。また、田圃
の稲穂が黄金色となり、刈り入れを待っていま
す。私が育った地方ではお盆前に新米が販売さ
れていました。早生米です。炊き上がると香り
よく、食べると美味しいお米でした。母方の祖
父は農業を営み、一本の稲に穂がどれだけつい
ているのかを数えたそうです。元、数学の教師
で、訳があって退職し、運送業(馬車)と家族
で食べるお米を作っていました。実家も米を作
っていました。農作業は大変です。先ず、種ま
きから始まります。苗が出来れば田植えをしま
す。その後も、草取りや、水加減で日夜働きま
す。
 10月の聖句はパウロという人がコリントの町
にある教会の人々に書き送った手紙です。当時
のコリントは世界の三大都市の一つでした。中
心はローマ、エジプトのアレキサンドリア、そ
して、コリントです。コリントは港町で、人の
往来があり、活気のある街でした。
パウロは旅をして、この地にイエス・キリスト
を信じる人々を生み出します。このことをパウ
ロは「わたしは植え」と語ります。植えるため
には耕作する必要があります。耕作のために労
苦します。そして、教会を形成します。パウロ
という人は教会が形成されると、他者に任せて、
次の都市に行き、教会を形成しました。パウロ
がコリントにある教会を離れるとアポロという
人が来て指導します。このアポロはアレキサン
ドリア出身でした。当時、一番蔵書の多い図書
館を有し、学問研究も一番進んでいました。ア
ポロはそのために雄弁でした。教養と人格にも
優れていました。やがて、コリント教会内で、
パウロがいいという人々と、アポロがいいとい
う人々が出て来ます。パウロを信頼する人が、
コリント教会の現状を手紙でパウロに知らせま
す。パウロは教会内が分裂しないように優しく
語り掛けるのです。「わたしは植え、アポロは
水を注いだ。」パウロも努力しました。また、
アポロもしかりです。しかし、成長させてくだ
さるのは神であることを覚えて欲しいと語りま
す。これはお子さんにも当てはまるのではない
でしょうか。保護者が努力してお子さんに関わ
ります。成長させてくださるのは神です。
 園長 真砂 良克(まなごよしかつ)

2018年9月13日木曜日

ナースリーだより


ヨガ教室のお知らせ

日時 926日(水)10301130
場所 下松幼稚園
講師 笹本真樹子さん
   インド政府公認ヨガ講師資格取得
参加対象 ナースリー(親子)
参加費無料
持参物 ヨガマット(大きめのバスタオル)
    汗拭き用タオル
    飲み物(水・お茶等)
 通常通り10時より受付を開始します。

2018年8月31日金曜日

ナースリー2学期カレンダー(予定)

9月

 5日(水)スライムであそぼう!
12日(水)そうめん流し
19日(水)あそびましょう。
                  誕生会(8・9月)
26日(水)ヨガ教室

10月

3日(水)運動会ごっこをしようよ。
 6日(土)運動会 おいでください。
10日(水)お休み
17日(水)バス遠足
24日(水)木の実であそうぼう。
                   誕生会(10月)
31日(水)お休み

11月

 3日(土)バザー
 7日(水)入園準備会
14日(水)音楽会
21日(水)ママ☆サロン
28日(水)クリスマス製作をしよう。
       誕生会(11・12月)

12月 

 5日(水)クリスマス製作をしよう。
12日(水)お休み(園行事のため)
19日(水)ナースリークリスマス

ナースリー開催日は9時より園庭を
開放していますのでご利用ください。

9月ナースリー(予定)


2018年8月30日木曜日

ナースリーだより(9月)

ナースリーだより(9月)

聖書の言葉

ザアカイは急いで降りて来て、喜んでイエ
スを迎えた。
       ルカによる福音書19章6節

 7月、8月と猛暑が続きました。8月の末に
なると夕方から虫の音が聴こえて来ます。
自然は秋の訪れを告げます。涼しくなると
体の中から生きる力が湧き出て来ます。こ
の生きる力を与えてくださる方がイエス様
です。9月の暗唱聖句にザアカイという人
が出ています。この人の職業は税金を集め
ることでした。彼はエリコの街に住み、住
民から税金を徴収していました。税金の行
き先はローマ帝国でした。ローマ帝国の属
州として税金を強いられていました。外国
に税金を納めることを嫌う人々は徴税人に
憎しみを向けました。ザアカイは生きるた
めに徴税人をしていたのです。エリコの街
にイエス一行が現われます。人々はイエス
の回りに集まります。ザアカイも一目イエ
スを見たいと考えます。彼は生まれつき背
が低い人でした。そのため、無花果桑の木
に登りイエスを見ようとします。すると、
イエスは先にザアカイを見て、「ザアカイ、
急いで降りて来なさい。今日は、ぜひあな
たの家に泊まりたい。」と語り掛けます。
大勢の人々の中から、ただ一人、ザアカイ
を名指して、彼の家に宿泊したいと、イエ
スは語り掛けます。そこで、ザアカイは急
いで無花果桑の木から降りて、イエス一行
をもてなします。ザアカイの身体や仕事に
関する複雑な状況をイエスは見抜いていま
した。そのためにザアカイは生きる力をイ
エスから与えられるのです。
    下松幼稚園 園長 真砂良克

園長の言葉(9月)

園長の言葉(9月)

暗唱聖句
「ザアカイは急いで降りて来て、喜んでイエ
スを迎えた。」
     ルカによる福音書19章6節
 
 長い夏休みが終わり、2学期が始まる時
節となりました。夏休み中、お子さん方は
様々な体験をされたことだと思います。大
きなプールや海に行き水遊びを楽しんだの
ではないでしょうか。特にご家族の方と共
に楽しんだことだと思います。また、保護
者の方の故郷に帰省されて、祖父母の方々
にお子さん方が歓迎されたことと思います。
私的なことですが、教会や園で働くように
なってから両親の元に帰省するのが楽しみ
でした。幼児期に育った所は山と川があり、
夏は近くの川で水遊びをしました。年上の
人から川で泳ぐことを教えて貰いました。
また、水中眼鏡を顔にあてて川底を覗くと
ハゼがあり、手作りの水中銃でハゼや鮎や
鰻を捕獲しました。夏はほとんど川に行っ
て遊んでいました。小学六年生の夏休みが
終わりに近づいた頃、近所の年上の中学生
や年下の小学生と山に行き隠れんぼをして
いました。山の急斜面の足元を見ると、茸
が8本程一列に並んでいます。近づいて見
ると松茸のようです。匂いを嗅ぐと松茸の
ように強い匂いではありません。父は私が
小学1年生の頃から10月初旬に山に連れて
行き、松茸の生えているところを教え、私
は、実際に松茸の匂いを嗅いでいましたの
で、松茸ではないと判断しました。茸を持
ち帰るために羊歯を2本採り、両方に4本の
茸を刺して家に持ち帰りました。仕事から
帰った父はこれを早松(さまつ)だ、と言
いました。食べると松茸の歯ざわりでした。
両親が5年前に鬼籍に入りましたので、帰省
することがなくなりました。故郷に帰れな
い寂しさがあります。
 さて、9月の聖句はルカによる福音書に
だけある記事です。徴税人のザアカイとい
う人がエリコの街に住んでいました。彼は
背が低かったので無花果桑の木に登りイエ
ス一行が通るのを見ます。イエスの回りに
は群衆が大勢いました。ザアカイを見たイ
エスは「ザアカイ、急いで降りて来なさい。
今日は、ぜひあなたの家に泊まりたい。」
と語り掛けます。大勢の人の中からザアカ
イが指名され、宿を望まれます。そのため
に、ザアカイは急いで降りて来て、喜んで
イエスを迎えます。今日でもイエスは私た
ちに呼びかけてくださいます。あなたは大
切な人だよ、と。
 園長 真砂 良克(まなご よしかつ)

2018年7月28日土曜日

園長の言葉(8月)

園長の言葉

暗唱聖句
「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない。」
         マルコによる福音書6章50節
        
 74()はその前日から雨が降り続いて
いました。早朝330分ごろに起きる習慣があり、
机に座り、パソコンでゲームをしていました。
午前4時に起きて牧師館の外に出た連れ合いが何
かを言っています。書斎に来て、教会の駐車場の
段差をなくすジョイステップ、幼稚園玄関の段差
をなくすジョイステップが道路上を雨水により流
されて行くと話します。暗い外に出て見るとステ
ップがありません。マルエスの前を通る道路の端
まで流されていました。午前420分ごろでした。
軽ワゴン車が近くで止まり、二人の人が降りて来
て、下松市の水道局のパトロールですと言って、
連結したステップを二人で運んで下さいました。
教会の駐車場に7つの連結したステップが運ばれ
ていました。教会、幼稚園と並べて見て、7つ連
結は違うところから流されて来たものだと判断し
て、魚屋さんの前に連れ合いと一緒に運びました。
夜が明けて見に行くとありませんでした。流され
たお家の方が運んだのでしょう。結構重いステッ
プですが、いとも容易に水の力で流されます。雨
園長 真砂 良克(まなご よしかつ)