2019年12月1日日曜日

園長の言葉(12月)


12月聖句解説

聖書 光は暗闇の中に輝いている。 

ヨハネの手紙一1章5

 下松幼稚園では、先月の1118()より一
足早くアドベントを迎えました。アドベントと
はイエス様のお生まれを待つ期間です。アドベ
ントクランツ(王冠)に4本のローソクを立て、
1週間毎に灯をつけるローソクを増やし、4本目
に灯がつくとクリスマスを迎えます。クリスマ
スはイエス様の誕生日です。とても嬉しく喜び
の日です。
 教会の暦では2019年度は121()よりアド
ベントに入ります。この日から教会の境内の入
り口に植えられた2本の樅の木の電飾が点灯さ
れます。暗闇になる前から点灯します。このよ
うに電飾を飾るようになったのも聖書の言葉が
目に見えるようになるためです。教会の目に見
える行事が一般へと波及します。
私の前々任地は兵庫県三田(さんだ)市内にあ
る教会と宗教法人立保育園でした。当時、三田
市は日本で一番、人口増加をする街でした。3
万余の人口が11万強へと増加しました。敷地
と家を建てるためには1億円必要とされるワシ
ントン村があり、その地域ではクリスマス時期
になると家々が電飾されて有名になり見学する
人々が多くいました。又、三田市内を流れる武
庫川に架かる橋と岸が電飾されることがありま
した。寒い冬の夜に灯がつくと喜びを覚えます。
しかし、ワシントン村も電飾する家が少なくな
って行きました。不景気になったからです。
ところが、教会では聖書の言葉を知ってもらう
ために、アドベントの期間、電飾をしています。
暗闇の中に光であるイエス様がいてくださるこ
とを知らせるためです。暗い、暗い世の中でも
光であるイエス様が希望を与えてくださるから
です。下松幼稚園は今から92年前に下松教会に
よって生み出されました。子どもたちに、光で
あるイエス様を通して希望を持って生きて欲し
いからです。
          園長 真砂 良克                  

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