2018年6月20日水曜日

ナースリーだより(6月)

6月の聖句解説

6月の聖句 「空の鳥をよく見なさい。」
(マタイによる福音書6章26節)

 乳児を育てる時ほど忙しい時はないのではないで
しょうか。睡眠をとることも出来ません。乳児は本
能のままに生きています。目を覚ましてお腹が空い
たと泣きます。お腹がはると眠ります。飲んだお乳
やミルクは腸内で吸収されやがて排泄されます。場
所や時間に関係なくします。大変な労働を強いられ
ます。しんどい思いをしますが、赤子が目覚めて、
母子が目を合わせると笑顔を見せ、いとおしいと母
親に感じさせます。乳児期を過ぎ幼児期になっても
動き回る子どもから目を離すことが出来ません。
 お子さんが自分で何事も出来るようになるまでに
お母さん方はご苦労をされます。そのような時に聖
書の言葉はゆとりを与えてくれます。空の鳥を見な
さい。これはイエス時代の男性に語った言葉です。
空の鳥は、蒔くことも、刈ることも、倉に納めるこ
ともしませんが、自由に空を飛んでいます。神様の
支えがあるからです。女性には「野の花を見なさい」
と語りました。野の花は美しいものです。それより
も女性の方が美しい。神がそのようにして下さって
いる。
        下松幼稚園 園長 真砂 良克

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