2017年1月5日木曜日

園長先生からのお便り(1月)


あけましておめでとうございます。ご家族で楽しいお正月を過ごされたことと思います。

今年もよろしくお願いいたします。

それぞれに、新年の誓いをたてられたことでしょう。

最近気になる新聞記事を見つけたので、引用させてもらいます。

日本医療科学大学教授及川裕子さんによる朝日新聞の記事『リレーおぴにおん 産む。生まれる』から。

「妊婦は出産したから、母になるわけではなく、適応力が求められます。子育てをしていく親であると自覚する「親意識」について、母性父性の性別を超えて存在する「養護性」や出産、育児を通して起こる夫婦の変化に焦点を当てました。

「自分より弱い存在とのかかわりを経験した者の方が養護性が高い」という結果が大学生のアンケートから出ています。高校時代までに乳幼児と接したり、高齢者の世話をしたりだけでなく、ペットを育てるといったことも影響するということです。妊娠や結婚を前に、こうした経験を重ねて、養護性を育んでいくことが大切だと考えます。男性でも女性でも、親として役割を果たしやすくなるのです。」

小さい頃から、養護性を育てていくことが、大事である事を改めて考えさせられました。

子どもを授かったから、親意識が出てきて、養護性が自然と身に付くわけではないのですね。

子どもも毎日様々な体験や出来事の中で成長するように、親自身も様々な事に出会い、悩みながら成長していきます。
神様に守られながら、弱い所を、助け合いながら、3学期も、一緒に過ごして行きたいと思います。

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